健康優良企業「金の認定」

弊社は、先般(2025年12月25日付)、今更ではありますが、健康優良企業「金の認定」を受けました。

健康優良企業「金の認定」とは
全国健康保険協会(協会けんぽ)が推進する「健康企業宣言」における上位認定で、
基本的な健康経営(銀の認定)を達成した企業が、さらに従業員とその家族の健康づくり、安全衛生、メンタルヘルス、過重労働防止など、より踏み込んだ具体的な取り組みを行い、一定の成果を上げると認定されるものです。

健康企業宣言とは
健康企業宣言は全国健康保険協会の登録商標で、健康優良企業 STEP1「銀の認定」 STEP2「金の認定」を目指して、企業全体で健康づくりに取り組むことを宣言することです。

職場の健康づくりに取り組む環境を整える「STEP1」(銀の認定)では、必須項目として「100%健診受診」、「健診結果活用」、「特定保健指導」「健康づくり環境の整備」、「禁煙」の他、7つの選択項目①食、②運動、③心の健康、④「性差に応じた健康課題」、⑤「睡眠」、⑥「歯・口腔」、⑦「飲酒」に取り組むことを宣言します。
更にもう一歩進んで、安全衛生にも取り組む「STEP2」(金の認定)では、①健診・重症化予防、②健康管理・安全衛生活動、③メンタルヘルス対策、④過重労働防止、⑤感染症予防対策、⑥健康経営の6項目に取り組むことを宣言します。

「健康優良企業」と「健康経営優良法人(ブライト500)」との違い
弊社は、2024年度、2025年度と2期連続で「健康経営優良法人(ブライト500)」に認定されており、今期(42期)も引き続き2026年度の認定にチャレンジ中です。
どちらも企業の健康づくりへの取り組みを評価する制度ですが、目的・位置づけ・認定主体・レベル感が異なります。
両者の比較は、概ね以下通りです。

弊社は、数年前のコロナ禍からアフターコロナに向けて、社員の健康づくりの一環として、「健康経営優良法人(ブライト500)」の認証取得にチャレンジしてきましたが、この健康経営優良法人(中小規模法人部門=ブライト)認証取得を申請する際の大前提として、協会けんぽが管轄する健康企業宣言を行い健康優良企業 STEP1「銀の認定」を取得する事が必須条件となっていました。

その関係で、健康優良企業 STEP1「銀の認定」取得 → 健康経営優良法人(中小規模法人部門)ブライト500の順に取組んできましたが、STEP1「銀の認定」の上位認定の「金の認定」は飛び越えた形で、ブライト500にチャレンジしていました。
もちろん制度的に「金の認定」を取得していなくても問題はありませんが、「金の認定」での ①健診・重症化予防、②健康管理・安全衛生活動、③メンタルヘルス対策、④過重労働防止、⑤感染症予防対策、⑥健康経営の6項目は、健康経営優良法人(ブライト500)とも関連する面が多々あったので、並行して「金の認定」も取得に向けて取り組んでいた次第です。

弊社の健康経営の指針は、以下の通り
企業における健康経営推進の意義と期待される効果を理解/共有した上で、各自が心身ともに健康である為に自分にあったスタイルで実践する事にあります。

健康経営の意義
 健康経営とは、従業員の健康を経営的な視点から捉え、戦略的に実践することです。
従業員の健康を単なる福利厚生ではなく、企業が成長するための「人的資本への投資」と位置づける考え方です。これにより、従業員の活力向上や生産性の向上を図り、結果的に企業の業績向上や企業価値向上を目指します。

期待される効果
 健康経営を推進することで、企業と従業員の両方に様々なメリットが生まれます。

1.企業への効果
 生産性の向上:従業員の心身の健康が改善されることで、集中力やモチベーションが上がり、仕事の質や効率が高まりる。これにより、アブセンティーイズム(病欠)やプレゼンティーイズム(出社しているが健康上の問題でパフォーマンスが低下している状態)の改善にもつながる。
 医療費の削減: 従業員の健康状態が改善し、疾病リスクが減ることで、企業が負担する健康保険料の削減が期待できる。
 企業イメージの向上: 従業員を大切にする企業姿勢は、社内外からの評価を高めます。「健康経営優良法人」のような認定制度を取得することで、企業のブランドイメージが向上し、優秀な人材の確保や定着につなげやすくなる。
 リスクマネジメント: 従業員の健康管理を徹底することで、過重労働による労災リスクやメンタルヘルス不調などのリスクを未然に防ぐ。

2.従業員への効果
 健康意識の向上: 企業が健康診断の受診を促したり、運動機会を提供したりすることで、従業員自身の健康に対する意識が高まる。
 モチベーションとエンゲージメントの向上: 企業が自分の健康に配慮してくれていると感じることで、企業への信頼感や帰属意識が高まり、仕事への意欲向上につながる。
 ワークライフバランスの実現: 健康経営の取り組みは、ワークライフバランスの改善にもつながり、従業員の生活の質の向上(QOL)に貢献。

このように、健康経営は単に健康を守るだけでなく、企業と従業員の両方が成長するための重要な投資であり、弊社が進める「魅力ある職場づくり」とともに、持続可能な経営を実現するための重要な鍵となるわけです。

更に、弊社での健康経営の取り組みをHPやマスコミ取材/任意団体向けミニセミナーの実施等を通して、社外に向けて情報発信する事で、取引先様や地域社会における健康経営の普及に(一隅を照らすような小さな取り組みではありますが)貢献できればと考えております。

繰り返しになりますが、各自が上記の意義と効果を理解した上で、自分にあったスタイルで、積極的に健康維持/増進の取り組みに着手してまいりましょう。