地域防災DXクラウドサービス

地域防災DXクラウドサービスの特長

① 冠水の深さを10分間隔で計測

電柱や街路灯に装着されたカメラ付き水位計(市街地冠水センサー)が10分間隔で計測した冠水の深さを、スマートフォンやPCの画面に表示します。


市街地冠水センサーは、「地域防災DXクラウドサービス」のために新規開発したもので、ライブカメラと水位センサーで構成されています。

ライブカメラで撮影されたライブ映像は、LTE通信でアップロードされ、スマートフォンやパソコンで表示可能です。

水位センサーは、圧力センサーを使用して、ミリ単位で計測した水位をSigfox通信で10分間隔でアップロードされ、スマートフォンやパソコンで水位をリアルタイム表示可能です。

水位センサーの計測範囲は0~10m、誤差は±2cmです。

② 注意水位、危険水位を通知

冠水の深さが、注意水位や危険水位に達すると、スマートフォンやパソコンに自動的に警告メッセージが通知されます。

③ AIが6時間先までの水位を予測

AIが気象データや過去の冠水状況の学習により、6時間先までの道路の冠水水位を予測して、グラフ形式で防災関係者や近隣住民等に提供します。

④ 現在地から避難所まで安全に道案内
  • 地図上に避難所の場所と冠水状況を表示します。空いている避難所だけを表示することも可能です。
  • 避難所を選択すると、現在地から避難所までの経路案内を表示します。

今後の展開

① 自然災害全般の情報提供によって、安心・安全なまちづくりに貢献

地域防災DXクラウドサービスは、地図を利用して地域住民への情報提供をするためのプラットフォームとして、様々な応用が可能です。

【応用例の一部】

  • カメラを活用して地震や土砂災害等の冠水以外の自然災害の状況を表示する
  • 災害時の支援物資の供給状況を表示する
  • 避難訓練等のイベント情報を発信する
  • 病院、トイレ、駐車場等の混雑状況を表示する
② 自治体や地域の企業と積極的に連携し、住民サービスの充実に貢献